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設計・建築のスペシャリストに聞きました。
プレミアムガレージハウスのこだわり大公開!所要時間 : 6分

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公開日 : 2023.3.31

「車2台を並べて駐車できる広いガレージスペース」と「カスタマイズしやすい空間設計」が特徴のプレミアムガレージハウス。車やバイクの保管場所としてはもちろん、アトリエやトレーニングスペースのような趣味の拠点など、幅広い利用用途のガレージライフを実現できる物件として、幅広い層から人気を集めています。

そんなプレミアムガレージハウスの設計・建築を担うのが、株式会社フィル・コンストラクション。同社はプレミアムガレージハウスの親会社であるフィル・カンパニーが手がける空中店舗「ィル・パーク」の設計から施工も行う会社です。

今回は、代表取締役社長 髙野 隆さんと、部長の大林 光政さんにプレミアムガレージハウスの設計へのこだわりについてお話を伺いました。

株式会社フィル・コンストラクション 代表取締役社長 髙野さん(左)、部長 大林さん(右)

ガレージスペースの「広さ」への挑戦

プレミアムガレージハウスのガレージスペースは、車2台を余裕をもって駐車できる「広さ」が特長の一つ。“ユーザーにより広いガレージスペースを提供したい” との想いから、「広さ」への挑戦をし続けているといいます。

入居者が求めるのはガレージですから、ガレージスペースは広ければ広いほど良く、車は1台より2台停められた方がいい。趣味の拠点としての利用でも、広い方が用途の幅が広がると思います。プレミアムガレージハウスのガレージスペースは、幅芯々約5.0メートル×奥行芯々約6.0メートル×高さ約2.4mメートル(シャッター開口部の高さ)。約30㎡の大空間となっています。(※最新モデル)これは、ガレージハウスの建築条件を満たしつつ、ガレージの面積を最大限まで広げたいと、試行錯誤した結果の設計となっています」(髙野さん)

できる限り広いガレージスペースを実現するために、キーとなったのが建築材料。木材、重量鉄骨など、数ある建築材料の中で、プレミアムガレージハウスでは「軽量鉄骨」を採用しています。

「たとえば木造にした場合、柱や梁が多く必要になるので、車を駐車する際の邪魔になったり、スペースの無駄遣いになってしまいます。そのためプレミアムガレージハウスでは木造よりも少ない本数の柱で建物を支えることができ、広い空間を作ることができる鉄骨造を採用することにしました。鉄骨には重量鉄骨と軽量鉄骨があり、重量鉄骨は厚さ6ミリ以上の鋼材を使ったもの。軽量鉄骨は6ミリ未満のものになります。強度の面からいえば重量鉄骨の方が強いですが、重量鉄骨はコストが高く、施工の手間もかかります。その分、竣工までに時間がかかったり、建築費が上がことにより家賃が高めの設定になってしまうこともあります。一方、軽量鉄骨は2階建てのガレージハウスには十分な強度があり、コストも抑えられます。また、ある程度工場で組み立てたものを現地で組み合わせることができるので、施工が早いというメリットもあります」(大林さん)

建物を建てる上で、重要なポイントとなる建材選び。プレミアムガレージハウスで軽量鉄骨を採用したその理由も、開口部が広いシャッターを備える快適なガレージを生み出したい、という想いからでした。

4% − わずかな勾配角へのこだわり

さらに、ガレージスペースの内部もユーザーの利用シーンを想定した、さまざまなこだわりが込められているのだとか。

「我々は設計の際、まずガレージスペースの設計を行い、それ以外の玄関、階段、居住スペースなどのピースをパズルのように組み立てていきます。賃貸ガレージハウスですから、あくまでガレージが主役。そこはブレないように設計を行っています。」(髙野さん)

2台の車を出し入れしやすいよう、ガレージの開口部には、幅芯々約5.0メートルの壁に幅約4.5メートルの大開口シャッターを設置。入口を最大限まで拡げたそうです

また、ガレージと外部との境目は段差のないフラットな形状ですが、ガレージの内部は水はけを考慮し、4%というほんのわずかな傾斜がつけられています。この「4%」の傾斜角にも、ユーザーの利用シーンを想定したこだわりが込められているのだとか。

「プレミアムガレージハウスには、構造上最大限となる4.5メートルのシャッターを実装していますから、車両の出し入れはしやすいと思います。ただ、ガレージへの勾配がきつければ車やバイクを出し入れしづらくなりますから、勾配にも細心の注意をはらっています。外から水がガレージ内へ侵入しないようにしつつ、最低地上高10センチのスポーツカーも下回りを気にせずに駐車してもらえるようなベストな傾斜を緻密に計算していったところ、4%の勾配にたどり着きました。このような工夫やこだわりが、じつはプレミアムガレージハウスにはたくさんあるんですよ。」(大林さん)

自由にカスタマイズできるガレージ空間

また、内装の自由度が高く、入居者が自分らしいガレージにカスタマイズしやすいのも、プレミアムガレージハウスの魅力。

「愛車のガレージや趣味の拠点など幅広い利用用途、ユーザーがいますから、自由にカスタマイズできるように、あえて床材はコンクリート、壁は石膏ボードの素地のままお引き渡ししています。じつは素地のまま引き渡すのって施工に高い精度が求められるのです。通常は、壁紙を貼った状態でお引渡しするので、素地は壁紙で隠れるためそこまできれいに仕上げる必要はありません。ですが、プレミアムガレージハウスでは素地がむき出しの状態なので、施工に高い精度が求められます。そのため、下地さえもこだわって仕上げています。退去時に原状回復していただく必要はありますが、好きな壁紙を貼っていただいたり、床にタイルを敷くなど、自由にカスタマイズしていただけます。」(髙野さん)

大切な愛車を守るためのセキュリテイ(利用時は要別途契約)や、小窓外側の面格子を設置するなど、セキュリティ面にも配慮。

今後は電気自動車(EV)のユーザーも増えると見込まれることから、電気自動車用の充電コンセントも設置されています。その他、車のメンテナンス道具やキャンプ道具などを洗うための深型シンク(給湯付)や屋内干し用の物干し金物もつけるなど、ガレージライフを充実させる設備を付加していった結果、現在のようなガレージスペースが完成したそうです。

賃貸ガレージハウス|EV充電器
賃貸ガレージハウス|ガレージ内洗面台

夢のガレージライフをできるだけ贅沢な空間で

2Fの居住スペースも、ガレージを中心に暮らす人が使いやすい導線設計になっているそう。

「玄関ドアのほかに、ガレージ内から室内へ入れるドアも設置しています。たとえ雨が降っていても濡れることなく、ガレージと居住スペースを行き来できるようにしました。また、階段を上り、居室に入る手前に洗面台があるのですが、それは、ガレージ作業で汚れた手を洗ってから居室に入れるように、という配慮から設置したものです。キッチンや浴室についても、賃貸ガレージハウスユーザーは30〜40代以上の方が多い傾向にあることから、こうしたユーザーの方が暮らしやすいよう、料理しやすい幅広タイプのキッチンや、浴室は浴槽の大きい1616サイズのユニットバスを採用しました。夢のガレージライフをできるだけ贅沢な空間で過ごしていただきたいという想いからさまざまな工夫を取り入れています。ガレージハウスというだけあってどうしてもガレージスペースが注目されがちですが、居住スペースも快適に過ごせるレイアウトにしています。」(大林さん)

賃貸ガレージハウス|浴室
賃貸ガレージハウス|キッチン

このように、ユーザーのガレージライフを徹底的にイメージし、設計・建築が施されたプレミアムガレージハウス。入居者の声を反映したり、さまざまな利用シーンをシミュレーションしたりして、常に改良を繰り返しているそうです。

「プレミアムガレージハウスは、オーナー(地主)様の土地活用に関するご提案・企画から設計・施工、入居者募集から仲介、物件管理までワンストップで行っているのが強み。(※もしそれぞれの役割を別々の会社で分業していたら、ユーザーの声は取り入れにくいものです。一気通貫しているからこそ、一貫したコンセプトで商品開発を行えますし、さまざまな立場からの意見を集約した改良を行えるのです。今後も改善・改良を繰り返し、よりよい賃貸ガレージハウス提供していきたいと思います。

また、当社グループでは、環境に配慮した建物を開発することにより「クリーンなエネルギー」の創出に貢献することなど「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献していくことをコミットしており、この取り組みを推進する新たな賃貸ガレージハウスブランドの企画も検討しています。それは、国産木材のCLT材を使った木造の賃貸ガレージハウス。環境負荷が小さく、CO2 排出量削減や森林保全に繋がるCLT材の活用で、国内の森林資源を有効に活用しつつ、環境に優しい賃貸ガレージハウスが実現できたらと思います。」(髙野さん)

※建物管理については管理会社をご紹介いたします。

まとめ

ガレージを中心に暮らす人のことをとことん考えて設計されたプレミアムガレージハウス。設計担当者の想いから、細部にまで込められたこだわりを感じることができたのではないでしょうか。ぜひ、理想のガレージライフを叶えるご参考になれば幸いです

株式会社プレミアムガレージハウスでは、全国にガレージ付賃貸住宅を展開しています。主な特徴は、軽量鉄骨造の採用により、車2台を横置き+αの大型ガレージを確保していること。耐震性、防音性に優れているのも魅力です。住居エリアは1LDKでバス・トイレ別。追焚き機能付きのユニットバスやシステムキッチンを備えており、有料にてセコムのホームセキュリティも設置できます。(上記は新モデルの場合です。過去の物件には仕様の変わるものがございます。)

ご希望の地域の物件が満室の場合、「入居待ち登録」することで、エリア条件にマッチした空室情報を得ることが可能です。(※)「いつかは憧れのガレージハウスに住みたい」「セカンドハウスとしてガレージハウスを持ってみたい」と思っていた人はもちろん、ガレージハウスを見て「こんな自分だけのスペースが欲しかった!」「こんなことしてみたい!」と想像が膨らむ人も。さぁ、今こそガレージ付賃貸住宅という選択肢を検討してみませんか?

※すべての空室情報をお知らせすることを保証するものではございません。

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